『＜欧米市場＞ライブドアショックを懸念、軒並み下落』

　【ワシントン木村旬】１８日の欧米株式市場は、日本株の急落と売買停止を招いた「ライブドアショック」を懸念して、軒並み下落した。
　ニューヨーク株式市場はダウ工業株３０種平均が前日終値比４１．４６ドル安の１万８５４．８６ドルと約２週間ぶりの安値で取引を終えた。ダウは一時、８０ドル近く値を下げた。ナスダック総合指数の終値も２３．０５ポイント安の２２７９．６４だった。
　欧州も英ＦＴ１００種指数が前日比３５．３０ポイント安の５６６３．７０、独ＤＡＸ指数が６４．５５ポイント安の５３９５．６１、仏ＣＡＣ４０指数が３５．０５ポイント安の４７７２．０９と値を下げた。
　欧米市場の下落は、前日発表された米半導体大手インテルやインターネット検索大手ヤフーの決算が市場予想を下回ったことも重なったためで、市場では「ライブドア問題の影響は一時的」（米アナリスト）との指摘も出ている。